集中力を爆発的にあげる自己理解

こんにちは、天澤です!


集中したいときっていろんな場面で訪れます。
いざ集中したいときに皆さんはどう集中していますか?

自分にあった集中のしかたを身に付けられたらいいですよね。
そんなお話をしたいと思います。

1.感覚特性について考えよう

まず、集中の話をする前に感覚特性について説明します。
これは、人が集中するときに切っても切れない話になるからです。
この特性を知っているだけでも集中がかなりしやすくなります。

人の感覚は何種類あると思いますか?
5種類ですか?6種類ですか?



専門的には7種類あります。
その感覚は
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚・前庭覚・固有受容覚です。
うしろの2つが聞きなれない言葉だと思うので
説明します。

前庭覚は三半規管から受け取る、揺れを感じる感覚です。傾きや、加速や重力も感じます。
目をつぶっていても体がどれくらい傾いているのか、
乗り物に乗っていて前に進んだのか後ろに進んだのか
そういうことをが分かるのは前庭覚のおかげです。

固有受容覚は、皮膚の奥の筋肉が感じる力の入れ具合や圧迫感を感じる感覚のことです。
どれくらいの力が入っているのか、力加減を調整できるのは固有受容覚が力加減を正確に感じているからです。


そして、この7種類の感覚に対してそれぞれ、人は特性を持っています。


敏感か、鈍磨か、です。

この感覚が安定していると人は安心し、気が散ることなく、思う存分に目の前のことだけに取り組むことができます。
この状態を、集中していると言います。

2.感覚に応じた方法

そして、基本的には
「感覚が敏感な部分は、人よりもその感覚が欲しくない」
「感覚が鈍磨な場合は、人よりもその感覚が欲しい」となります。

専門的に言うともっと違って、敏感なときに行動がはげしくなるかおだやかになるか
鈍磨なときに行動がはげしくなるかおだやかになるかはまた別問題なのですが、
今回は割愛します。

例えば私の場合、
視覚が敏感で
聴覚が鈍磨で
前庭覚も鈍磨なので、

集中したいときは
明るすぎず、少し暗い場所で
音楽を爆音で聞き、
くるくる椅子で体を揺らしながら作業すると

本当に集中できます。
作業効率1.8倍です。(体感)



3.あなたの感覚特性は?

この方法が人によって千差万別なことは予想できますよね。
私と感覚特性が反対の人は全くの逆効果です。気持ち悪くて気持ち悪くて
しかたないと思います。

例えば、
前庭覚は、ジェットコースターが好き・高いところから落ちる感覚が好きなら鈍磨、嫌いなら敏感です。
固有受容覚は、寝るときに敷布団の下にもぐったり、圧迫感がある方が落ち着く人は鈍磨です。固有受容覚が敏感な人はあまりいません。

詳しく感覚特性を知りたい人は連絡をくださればと思います。

まとめ

集中する方法は人によって全く違う。
自分の感覚特性を知り、それに合った方法を試すべし。

最後に

人は思っている以上に、世界の見え方や感じ方が違います。
実はこの世界の捉え方は自分の好きなものや得意にもかなり影響を与えていて
知っているのと知らないとでは天と地との差があります。

だって、それが知らない人は
自分の感覚特性と全く合ってないのに、
集中できると言われる作業用BGMを聞いてしまったりするからです。

正しく自己理解することで
自分の能力を最大化したり、
簡単に人の役に立てるんです。