仕事がつまらないと思っている人へ

仕事がつまらないというときってありますよね。
「なんでこんなことしなきゃいけないんだ」
「もっと楽しいことないかな」
「もっと違うことをやりたいんだ!」

でも、本当は楽しく仕事したい。

もしかしたら、
「仕事ってつまらないのが当たり前でしょ。」
「きれいごとでだまさそうとしている」

そんな意見もあるかもしれません。

1.仕事がつまらないという人の特徴

仕事がつまらない人というのはどんな特徴があるか、
私自身2年前まで、仕事なんてつまらなくて当然でしょと思っていたので
自分が今までに思ったことを書いていきます。

私は新卒のとき、地域で一番の実績を残す塾に就職しました。
偏差値が70を超えるような子たちばかりです。
ちなみにですが私自身の学歴は全くいいところではないです。

そして、その中で一番厳しいと言われる校舎長のいる校舎に配属されました。
最初、私は「期待されているのかなー嬉しいなー」という気持ちでいましたが
これが大違いでした!

同期の女の子と一緒に配属されたのですが、
授業を一切させてくれずに、
掃除をしても見ていないのにもう一回と言われ、
最初のころはまだマシでした。

1か月半くらい経ったときから反応してくれなくなりました。
あいさつしても返してくれないんですね。私がその場にいないかのように
ふるまうのです。子どもたちの前で。

その頃に一緒に入社した同期の女の子はリストカットして会社を辞めました。

「模擬授業させてください!」
「授業見学させていただいてこんなところ学びました、見てください!」

そんなことを言ってみても、忙しい私の時間を奪わないで!と言われるか無視されるかの
どちらかでした。

ただ、ただ、掃除をしてその上司にコーヒーを出す日々でした。
(上司にコーヒーを出す習慣がその会社にはありました。)


私は思いました。

「おれ、いる意味なくね?」
たぶん、死んだ目をしていたと思います。

他にもこんなことを思っていたと思います。
「授業をしにここに来たつもりなんだけど・・・」
「なんで分かってくれないんだ」
「もっと子どもたちと関わりたい」
「ここに居たくない」

2.仕事がつまらないワケ

この世の障壁はすべて自分と周囲との関係性によって生まれます。
私の勤めていた会社がブラック気質だったことも要因としてありそうですが、
仕事がつまらないというときに人が感じる気持ちには何かしらの
共通点がありそうです。

私が感じた感情は
・活躍したい
・成長したい
・人と楽しく関わりたい
・人として認めてほしい
・この場にいることを許可してほしい

以上のような気持ちです。

人は何か求められるとそれに応えたくなる。

そこに齟齬が生まれると仕事がつまらないと感じてしまうんだと思います。
そして、自信、自己肯定感が下がってくると
承認してもらいたい・(精神的に)安全な場所にいたい
という気持ちが沸き上がってくるんだと思います。

3.仕事のそもそもの意味

私の思う、仕事の意味は「人に喜んでもらうこと」
人が組織を作って生活し始めた原始時代からきっと本能に刷り込まれている
ことだと思います。

人に喜んでもらうと嬉しい。

そう感じる心がないと、生物は組織として生きていけないんだと思います。
犬の忠誠心や、アリの役割分担など、アリなんかは表情や気持ちは見えないので存在すらしてないかもしれませんが、味方のために行動する原動力が本能に刷り込まれてますよね。

だから、お金がない時代から、人は存在意義を求める意味でも、仕事をしてきたんじゃないかなと思います。

お金がもらえないなら絶対に働かない!と今まで思っていました。
人から感謝されるだけならボランティアでもいいじゃん!とも思っていました。
お金は嘘つかないもん!とも。

今なら、お金をもらえるほど感謝される仕事がしたい!と思っています。

4.まとめ

ずっと私の主観的な話で終わってしまいましたが、仕事の面白さや価値はそれこそ主観的であるものだと思います。
仕事の価値は自分で決めるものです。自分が、価値ある仕事だと思うか、価値のない仕事だと思うか。

自分が実現したいものをどうやって実現していくか、自分はどんな好きの傾向があるのか、その補助として自己理解や自己分析はかなり役立つと思います。
でも、人からうけた診断や、アドバイスに自分のすべてが決められるはずはないです。

5.最後に

今まで仕事は苦痛なものだ、つまらないと思っていた私がアドバイスできるようなことはありません。一緒に見つけましょう、と声をかけることくらいだと思います。
でも、自分のやりたいことが仕事の中に見つけられたら、新しい仕事として発見できたとしたら、資質の読み込みや認知特性、感覚特性、ABC分析を使ってできる限りお手伝いしたいと思っています。