何ができるか?→どう達成するか

自分の強みを見つけたり、自己分析をして自己理解が深まると
他の人がうらやましくなるときがあります。

正しい強みの活用の仕方についてお話しようと思います。




1.ありがちな誤解


隣の芝生は青く見える

というもので、誰でもその経験はあると思います。

でも。特にストレングスファインダーの資質なんかそうなのですが
自分の資質や特性・強みを知ると、
持ってなかった資質に注目してしまったり
自分には何ができて何ができないかを勝手に決めてしまったり

そんな誤解を生んでしまうことがあります。

例えば起業を考えている人がいたとします。
起業には「先を見通す力とどんどん自分で動いていく行動力が必要だ!」

と考えて、自己分析してみた結果、

自分に得意なことが、人間関係構築やコミュニケーションだったとします。
その時に、「スタートアップに必要な強みがない、、私はダメなんだ」

と思ってしまう。

もったいないですよね。


2.どう考えるか

そもそも起業と一口で言っても、多種多様な業種があります。
そして、起業する際、コミュニケーション能力は必要ないでしょうか?

起業のときこそ周りを説得したり、取引先を獲得するためにコミュニケーション能力が必要かもしれません。きっと、同じように、行動力も先を見通す力も大事なんです。

そこのどの部分で勝負するかと言う問題だと思います。

・圧倒的な行動力で数打って回って、行動しながらPDCAを回す
・分析を行い、必要なモノ・ヒト・カネを効果的に使って勝負する
・周りを巻き込んで味方をどんどん増やしていき拡大していく
・強固なチームを作り、内部の仕事ではなく外部の仕事に集中できるようにする

どの作戦もメリット・デメリットはあるかもしれませんが、正解不正解はないですよね。

自分の得意な「やり方」はどれかということです。

3.組織作りに活かす

そして、一人で起業するかもしれませんし複数で起業するかもしれません。
もしくは、次第にチームが大きくなっていくかもしれません。

そのときに、どの作戦でもできるようにしていったり、むしろすべての作戦を実行していったら強いですよね。ストレングスファインダーの研究では、資質をバランスよく持っているチームが一番生産性が高いと出ているそうです。

ですので、自分んと考え方や強みが似ている人ではなく、むしろ自分にはない強みを持っている人とチームを組んだ方がいいということですね。

いろんな環境に適応できる組織が一番生き残ります。
いろんな考え方を持った人が集まったほうがより複雑なことにも対処できます。

まとめ

自分の資質や特性・強みは何ができるかという判断ではなく、達成したいことに関してどう達成するかと言う風に考える。

最後に

いかがでしたか?
私は。自己分析のもうひとつの目的は自信をつけることだと思います。
自信を持って、取り組むことでポジティブさが生まれてより創造性に富み
効率的に動けるようになります。

そのときの感覚をずっと持ち続けていきたいですね。